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今日も今日とて光太朗
自作小説についてなどを、つれづれに。
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2024-03-29 [Fri]
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2009-02-05 [Thu]
キャサ 「────!!?」

三面相 「────!!!!」

ジョニー「ヒュイ」

エリスン「どうしたんですか、キャサリンさん。この世の終わりみたいな顔をして」

シャル 「三面相君も、いったい何用かな。用がないのなら帰っていただきたいのだが」

キャサ 「ど、どういうこと……どういうことかしら……エリスンさんのこれ……あまりにも、あまりにも……。いえ、でも確かに、エリスンさんのは客観的に見ても……大きい……」

ジョニー「ヒュイィィ」

エリスン「う、いいの、気休めはよして。わたしのはミニマムなのよ、自分でも知ってるの……!」

三面相 「な、なんということであろうか……永遠のライバルのこの輝き……まさか、これほど? バット、確かに、客観的に見てもヤツは輝いているであろう……!」

シャル 「なんなんだね、いったい」

三面相 「──! ポッ」

シャル 「なぜ顔を赤らめる。やめてくれないか」

キャサ 「でも、気持ち、わかります……だってこの作品、本当に素敵なんですもの」

エリスン「作品? どれです?」

キャサ 「本当に素敵なんですよ、シャルロットさんも、ボインさ……コホン、エリスンさんも」

エリスン「……? いま、ボイ……」

キャサ 「今回は、AYAKAさまの作品です! どうぞ!」

ジョニー「ヒュイー!」





※クリック拡大!
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エリスン「まあ!」


シャル 「ほう」

キャサ 「ううう、正直羨ましい──! わたしもこんなボインが欲しいです──!」

ジョニー「ヒュイーヒュイー!」

キャサ 「違うの、慰めはいいのよ、ジョニー! これは、女の問題なの!」

エリスン「とっても素敵だわ! あたしなんてまさにあたし!! シャルロットはちょっと美化されているけど、でも素敵ね」

シャル 「うむ、私はまさに私だな。エリスン君は多少美化されているが、まあ良いだろう」

ジョニー「ヒュイ、ヒュイィ?」

エリスン「そうね、機嫌がいいわね。きっと、新連載が始まったからだわ。わたしはまだ出てないけど」

ジョニー「ヒュイ!!」

エリスン「え、ネタバレ厳禁? そうよね、ごめんなさい」

三面相 「ミーも自分ブラッシュアップでよりかっこよくならねば、名探偵を超えられないであろう……──(チラ)、ポッ」

シャル 「私を見て頬を染めるのは、やめたまえ」

キャサ 「AYAKAさま、素敵な作品をありがとうございました。お礼にボインをお送りしますね」

エリスン「キ、キャサリンさん、AYAKAさんには、コスメキットを用意してます! っていうか、ボインって何ですか?」

キャサ 「あ、すみません、取り乱してしまいました。間違いです、コスメキットですねボイン」

ジョニー「ヒュイン、ヒュイン」

エリスン「目が……! 目が、濁っている……!?」



***



AYAKAさまばんざーーい! ボイーーン!!
この美麗すぎる美麗イラスト、なんかもう会話やりとりなんてなしで堪能しちゃってくださいという感じでごめんなさい! どうですかこの美しさ……! そしてボイン!!(今回のキャサリンには光太朗が乗り移っております。ボインボイン。

三面相はもう「?」表記するのに疲れたみたいなことになってます。
なんて適当な。

私事なんですが、急遽昨日から実家に来てましてですね。パソが違って環境が違って、勝手も違ってなんかもう、私が私じゃないみたいな。
とりあえず、最初にやったことは「光太朗」で単語登録することでした。郎ってなるんだもん。

データ類を持ってきていないので、更新とか滞りそうです。しょぼん。
うぅ、なんだこの低テンション。
コメントいただいたり拍手いただいたり、本当にいつも嬉しいです。いつもありがとうございます。改めてお礼をいってみたり。うおお、お前はだれだ。

そんでもって、キャサもいってますが、始まりました!!

『続々 名探偵シャルロット=フォームスン物語』

いえーい。どんどんぱふー。
まだ最初のみですが。
連載で、短編三つの構成でやるつもりです。

そんでもって、これも一応。

シャル☆人気投票やってます><
web拍手からこっそりもアリです><



で、終わるのではなく!
続きはエランの新妻エプロンネタ。

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2009-02-03 [Tue]
シャル 「ふむ、ふむ……なるほど。ほほう」

エリスン「シャルロット、どうしたの、何か考えごと? なんて、冗談よ。あなたに考えごとなんてあるわけないわよね、あたしったら」

シャル 「エリスンくん、さりげなくひどいんじゃないかね。実は、キャサリンさんからおすすめのレシピ集をいただいてね。ちょっと作ってみたんだが……」

エリスン「作った!? 何を!?」

シャル 「なあに、ただのカップケーキだ。味はどうかな」

エリスン「ぱく……もぐもぐ。────! おいしい!」

シャル 「はっはっは、私に不可能はないのだよ、エリスン君。というわけで、不可能のない美しい名探偵の姿をお見せしよう。今回は、愛田美月さまの作品だ」



※クリック拡大!
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エリスン「だれよ、これ! この思慮深いの! 詐欺じゃないの!」


シャル 「どうしたんだね、エリスン君。いつもに増して攻撃的ではないかね」

エリスン「いいから、あなた、黙っていて。黙っていればそれなりに見れるんだから。もうしゃべるの禁止よ」

シャル 「………………」

エリスン「……なんでシャルロットのカップケーキがおいしいのかしら……」

シャル 「………………」

エリスン「偶然? そうよ、偶然の産物ってこともあるわよね」

シャル 「………………」



 バンッ!



エリスン「何よ! いいたいことがあるなら、はっきりいったらどうなの!?」

シャル 「……いやいや、エリスン君、それはさすがに無茶だろう」

エリスン「しゃべってても黙ってても癪に障る!」

シャル 「今日の姫はご機嫌斜めなようだ。まったく、困ったものだね。機嫌の良いときのエリスン君を見事に描いてくれた、もう一枚をお見せしよう」




※クリック拡大!
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エリスン「あら、素敵!」


シャル 「持っているのはエリスンパイだね。最近はあまり食べてないな。エリスン君、焼いてくれたまえ」

エリスン「自分で作ったカップケーキがあるでしょう。それでも食べてなさいよ。どうしてけなされながら、お菓子を作らなくちゃいけないの」

シャル 「おや、エリスン君、これは心外だ。私がいつ君の菓子をけなしたんだね。君にしか出せないあの風味、 独特な味を、心から絶賛しているというのに!」

エリスン「だいたい、あたし、お菓子を作るのって好きじゃないのっ」

シャル 「それはおかしいな。記録によると、君は好んで菓子作りをしているようなのだがね。──ええと、『○月×日、今日は市販のパイシートを使用してアップルパイを作ってみた。味はそれほど変わらないので、問題は中身の方にあるのだろう。もっと上手に作れるようになりた……──」

エリスン「日記────! ま、また持ち出したわね!」

シャル 「はっはっは、全冊を私の部屋に移しておいたのでね、読破までもう少しだ」

エリスン「あまりにも悪趣味だわ!」

ジョニー「ヒュイ~」

キャサ 「ふふ、そうね、今日も平和ね」

ジョニー「ヒュイー、ヒュイー。ヒュヒュイ!」

キャサ 「あら、本当。もう一枚、作品を紹介しなくちゃね」




※クリック拡大!
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キャサ 「素敵! ジョニーが中央っていうのが最高だわ!」


ジョニー「ヒュイ!」

キャサ 「愛田さま、美しいイラストをありがとうございました。お礼に、カップケーキをお送りしますね。え? わたしが作ったんですよ。シャルロットさんが作るわけないじゃないですか」

ジョニー「ヒュヒュイ~♪」




***



今回は、愛田さまのキラキラ探偵ズでした!
こりゃ……この探偵はモテるよ、シャーリーふらふらいっちゃうよ! という美形ぶり。そして、パイを焼いた美しいお姉様。
愛田さまのイラストは、いつもどこか夢を与えてくれるかわいらしさです。
紹介したもの以外にも、ムフフなオマケが! せっかくなので、そちらは愛田さま宅でご確認ください>< 各イラストの解説(?)なんかも見られて楽しいです!
該当記事は、コチラ

そんでもって、一応貼り貼り……
シャル☆人気投票やってます~
web拍手からでもOKです~


ちゅーことで><
タタタ……シュタッ、ドロン!

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2009-02-02 [Mon]
シャル 「やあみなさん、こんにちは。素敵な週末を過ごされたかな?」

エリスン「…………眠いわ……」

シャル 「おや、どうしたんだね、エリスン君。体調不良かな? それはいけない、すぐにベッドにいきたまえ。今日は一日、休むと いい」

エリスン「あたしがいないと、お祭りの進行、あなたに任せないといけないじゃない。そんな危険なことはできないわ。せめて、キャサリンさんたちが……──もう、なんで今日に限って来てないの……」

シャル 「エリスン君、本当に顔色が悪いが……棚に常備薬ならあるだろう。待っていたまえ」

エリスン「違うの、寝不足よ。昨夜、おかしな夢を見て、あまり眠れなかったの」

シャル 「ほう、おかしな夢。ストレスでもたまってるのかな」

エリスン「そうね。それはとても心当たりがあるわね」

シャル 「まったく、君は苦労性だな。私のように、もっと心にゆとりを持つべきだ」

エリスン「夢っていうのがね、ひどいの。あなたがどこかの国の王子さまなのよ。あたしは、性格の悪いお姉様たちに虐げられている薄幸の美女なんだけど……あなた主催のダンスパーティにいく羽目になって、しぶしぶ行ったらバカ王子に気に入られて、逃げ帰るんだけどしつこく追ってくるのよ。逃げるときに落としたガラスの靴を、履け履けって迫られて、もしサイズがぴったりならお嫁さんになるしかないとかそういうヒドイ展開で……」

シャル 「ほほう、それは、もしかして、こういう夢かな?」




※クリック拡大!
10_ryokutya.jpg





















エリスン「──! これ! これよ! え、どういうこと!?」


シャル 「はっはっは、これは、緑茶くんこと、阿蒼瀬名くんの作品だ。エリスン君が全力で嫌がっているのがどうかと思うが、メルヘンなかわいらしい作品だろう」

エリスン「あたしとあなたの性格をこれでもかとつかんだ作品ね……特にあなたのこの表情……にくっっったらしいわ……! でも、 どうしてこの夢を見たのかしら」

シャル 「はっはっは、それはだね、エリスン君。君が眠ったあと、こっそり君の部屋に忍び込んで、枕の下に入れておいたからではないかな」

エリスン「────!!!」

シャル 「それにしても、君は日記なんてつけているのかね。まったく、見かけによらずオトメなことだ」

エリスン「今日という今日は……! 全身全霊であなたを倒すわ……!」

シャル 「はっはっは、では私は逃げよう。瀬名くん、素晴らしいイラスト、心から感謝するよ。後ほど、エリスン君の日記第一集をお送りしよう。ぜひ読んでくれたまえ」

エリスン「あっ、ちょ、なにを持ち出してるの!? 返しなさい─ ─!」



***



今回は、シャルでシンデレラでした!
もう、この各々の表情とか仕草とかね……エリスンなんて、イヤすぎてプルプルしてる!(笑 でも履いたら玉の輿かーとかちょっと考えてる(笑
瀬名ちゃんは光太朗のリアルなお友達なので、シャルを当初から読んでくれています。二人を知り尽くしてくれているからこその、このキャラクター性のにじみ出るイラスト、さすが!! ありがとうっ、瀬名ちゃん!><
というか、いつも迷うんだけど、緑茶ちゃんと呼ぼうか瀬名ちゃんと呼ぼうか(汗

HPに移すときには、ちゃんと役柄としてしゃべくってもらうつもりです。いつになるか><
土日にも更新するとかいいながらノータッチで……あわわ。本当はシャルの連載始めるつもりだったのに全然だし……。今週中には始めます><


あ、そんでもって、素敵なお知らせ!!
あの美麗絵師、いーじーさまが、新たに参加してくださることになりましたーー!><
というか、もうイラストもらっちゃいました。えへへ。
順番忘れないように、イラストもらうときに番号ふってるんですが、いじさまでなんと「13」! ちなみに瀬名ちゃんは「10」なのです。ありがたい日々!!


では最後に、
まだやってるヨ、、シャル☆人気投票
そろそろ変えようと思いつつ変えてない、web拍手からの投票でも大ジョブです><

ということで!
ドロンッ!!

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2009-01-30 [Fri]

みなさんこんにちは!
金曜日です!
金曜日はSSです!!

「あらごきげんよう」
「ごきげんよう」
「ところで今日は何曜日だったかしら」
「おっと、今日は金曜日だね!」
「SSぅ?」
「SSぅ!☆」

みたいなやりとりが巷で見られます。微笑ましいですね。

早いもので、シャル祭りも開始から三週目が終わろうとしています。
つまりSSも三作目。ありがたや。


今回のSSは愛田美月さまです!
例によって、シャル祭りのページにも掲載しますので、どちらでもお好きな方からドゾ><
シャル祭りのページ、PCはコチラ、ケータイはコチラです。

あ、タイトルは光太朗が勝手につけてます。愛田さま、題名があれば修正しますので、また教えてくださいー><


それでは、始まりますー!




『恋のお相手は名探偵』



***シャーリーからガルディー***

 

親愛なるガルディーへ

 引っ越しして、早一月がたちました。お元気ですか? 私はとても元気です。
 そんなことより、ガルディー聞いてください。今日、やっと引っ越しの片づけが終わったので、ご近所にご挨拶に行ったのです。そこで
、素敵な出会いがありました。
 お隣の建物に、なんとなんと、名探偵が住んでいたのです。
 名探偵ですよ? 名探偵! 本人がそう言っていたのですから間違いありません。
 しかも、とっても美しいお顔立ちなのです。ああ、私、生きていてよかった。あなたは、私のことを探偵小説バカなんて言っていたけれ
ど、実在したのです。私の求めていた人が……
(長いので中略)
 つまり、彼、シャルロット・フォームスンは私の求めていた、若くて顔の良い名探偵の具現化なのです。それに、シャーリーとシャルロッ
トってなんだか響きが似ていませんか? これって運命だと思うのです。
ですから、(中略再び)

 また、お手紙を書きますね。

 シャーリー・マネテラーより
 


***ガルディーからシャーリー***

 

親愛なるシャーリー

 ご無沙汰しています。こちらもすっかり春めいて、あちらこちらで花が咲き始めました。
 先日のお手紙を拝読して、君が相変わらず元気だとわかり、ホッとしています。
 しかし、君は本当に変わっていないようですね。それは少し残念です。
 いや、こちらの話です。
 それにしても、名探偵が隣に住んでいるなんて、信じられません。それに、本人が名探偵だと言ったというのですか?
 それは妙です。普通自分で名探偵なんて言うでしょうか。よっぽどの自信家か、馬鹿のどちらかです。
 どうか、妙な男に引っ掛かりませんよう。
 君はいつもふわふわ妄想ばかりしているから心配です。
 それでは、くれぐれもお体に気をつけて。
 
  ガルディー・イケテル

追伸 引っ越しのあいさつは引っ越しの当日にするものではないですか?

 

***シャーリーからガルディー***

 

 前略 

 ガルディー、聞いてください。
 今日、私はいつものように影から、フォームスン探偵社を見つめていたのです。
 そして、あの、探偵七つ道具を発見したのです。名探偵につきものの、あの、探偵七つ道具です。
 間違いありません。
 それは、フォームスン探偵社のドアの前に浮いておりました。
 最初、私は白い風船だと思ったのです。
 ですが、それは「ヒュイ」としゃべったのです。よく見ると、目らしきもの、口らしきものも付いていました。
 その後、ドア越しにシャルロット様と言葉を交わし、開いたドアに、可愛らしい女性と一緒にふわふわと漂いながら入って行ったのです

 私はすごいものを見つけました。きっと地下の秘密基地で、秘密裏につくられたロボットに違いありません。(一緒にいた女性は、きっ
とあの秘密道具を作った博士なのでしょう)
 飛んでいましたし、きっと武器にもなるはずです。ああ変形する姿が目に浮かぶ(中略)何はともあれ、名探偵ってやはり素敵です。謎
多き名探偵。いい響き……
(便せん八枚分中略)
 とりあえず、目下私はあの秘密道具とシャルロット様との間で交わされた「ヒュイ」という暗号を解く手がかりを探そうと思います。
 また、ご報告しますね。
 
  草々
 


***ガルディーからシャーリー***

 

シャーリーへ 

 日を追って暖かくなってまいりましたが、お元気にお暮らしの由、何よりと存じます。
 お便り、拝読しました。
 なんといいましょうか、どこからつっこんでほしいですか? と、問わずにはいられません。
 とりあえず、疲れるので最初の一つだけつっこむことにします。
 君、いつもフォームスン探偵社を影から見つめているのですか?
 はっきり言いましょう。
 それは見つめているというより、覗いているといった方がいいのです。
 覗きです。
 下手をすると犯罪になるので、気を付けてください。
 君は何のためにそこへ行ったのですか? 郊外の学校で学びたいからとこちらを出て行ったのでしょう。
 ご両親があの手紙を見たら泣きますよ。通報される前に覗きはやめて、勉学に励んでください。
            
 ガルディーより

 

追伸 白い秘密道具というのは、きっと、ウレルデ社か、モウカリマッカー社の最新おもちゃでしょう。(最近は高性能なおもちゃが多いのです)秘密道具を見たなんて学校で言いふらさないように。

 

***シャーリーからガルディー***

 

親愛なるガルディーへ

 今日はとても残念なお知らせをしなければなりません。
 今をもってもあの「ヒュイ」という暗号が解けないのです。探偵小説バカの名折れです。恥ずかしいです。
 なんとか暗号が解けるまではと思い、手紙を書くのを我慢していましたが、解けないのでもういいかと、こうして今手紙を書いています

 それにしても、前回のあなたからの手紙について反論があります。
 私はちゃんと勉学に励んでいますよ。それに、シャルロット様を観察しているのは、私の趣味です。愛のなせる業です。覗きではないの
です。
 それだけは理解してくださいね。

  シャーリーより

 

あなたを真似して追伸  ねえ、ガルディー。あなた一度頭を茹でてみたらどうかしら? きっとその硬い頭もやわらかくなってよ。

 

***ガルディーからシャーリー***

 

 親愛なるシャーリーへ
 
 前略

 お手紙、拝読しました。
 シャーリー、安心してください。残念などと思いません。むしろ、君が暗号を解くことを諦めてくれて喜んでいるくらいです。暗号を解
いたなんて書かれていたら、君の頭をより一層疑ったことでしょう。
 反論に反論したいところですが、君が言うことを聞くとも思えないので、もういいです。
 それに、君のことはとっくに、理解しているつもりですよ。ええ、嫌というほどね。
 愛は盲目といいます。どうか、その探偵社の方々にご迷惑だけは掛けないようにしてください。
         
 ガルディーより

追伸 君のお母さんから、なぜかこの時期に手作りのセーターを託されたので、この手紙と一緒に送ります。冬まで待ってから着てください。

追伸二 頭を茹でてみるという君の案は考えておくよ。君は一度、頭を雪の中にでも突っ込んでみてはどうだい。まあ、冬にしかできないけれどね。

 

***シャーリーからガルディー***

 

親愛なるガルディーへ

 聞いてください、ガルディー。あなたの言ったとおり、彼、シャルロット・フォームスンは名探偵ならぬ迷探偵でした。
 それが分かったのは、私が彼の後姿に惹かれて彼の後ろを歩いていた時のことです。不意に彼が振り向き私と目があったのです。
 私は意を決し、レディーらしく挨拶をしました。
 すると、彼は
「ははは、お嬢さん以前どこかでお会いしましたか?」
 と、言ったのです。彼は名探偵ではありませんでした。一度、引っ越しのご挨拶に伺ったときに、会っているのに覚えていなかったので
す。
 名探偵は一度見たモノは何でも記憶しておかなくてはいけないはずですよね。それに、私がいつも後をつけていたことを気づいていなか
ったという証拠でしょう? 名探偵ならば、絶対気づいているはずなのに。
 なぜ後をつけるのかと問い詰める名探偵に「あなたが好きだから」と、告白するという私の華麗なる計画が台無しです。

 とてもガッカリして、私は彼と別れ、泣きながら歩いていました。
 その時、ある女性が声をかけてくれました。
 フォームスン探偵社に勤めている、エリスンさんでした。(金髪のとても綺麗な女性なのです)
 エリスンさんは私のことを覚えていてくださっただけでなく、泣いている私を事務所へ呼び、焼きたてのアップルパイを御馳走してくだ
さったのです。
 それはなんとも形容し難い、今まで食べたことのない、驚愕の味でした。アップルパイなのに、アップルパイではないような、アップル
パイのような、なんだか分からないような、分かるような味だったのです。もの凄い味との出会いでした。悲しみが一瞬にして吹き飛んだのです。
 私は確信しました。
 彼女こそが私の求めていた名探偵だったのです。(彼女は私が彼の周りをうろちょろしているのを気づいていました。「最近よく見かけ
るから気になっていたのよ」と言われたのです)シャルロット・フォームスンは名探偵である彼女の影武者のような役割を果たしているのでしょう。

 明日からは、彼女をお姉さまと呼ぶことにしました。愛は移りゆくものですね。
    
             
  新しい恋を見つけたシャーリーより。

 

***五日後***

 

 シャーリー・マネテラーは、エリスン・ジョッシュの後をつけているところを、ガルディー・イケテルと彼女の両親に捕獲され、実家に連れ戻されたという。

 こうして、シャーリー・マネテラーの短く淡い禁断の恋は、儚く散ったのである。

 

 ~END~





***




いかがでござましょーー!!><
シャル祭りで皆様の美麗イラスト目白押し、「シャルってかっこいいじゃん!」みたいな感じになってきたところに、このSS。そして、期待を裏切らない展開!(笑
愛田さまは何を書かせてもうまいっ。
個人的にはこの、英語の原作を日本語訳にしたみたいなユーモアセンスがツボです。やりとりがいちいちおもしろくて、クスリポイント満載><
またガルディーがかわいいんだ……彼は今後も苦労するのでしょう(笑

愛田さま、素敵なSSをありがとうございました!!!

愛田さまには、美麗イラストもいただいています。そちらはまた後日☆



それでは、土日にも更新するとは思いますが、シャル祭りはお休み。
再開は月曜です!

一応いつものコピペーっと。ぃよいしょっ。

シャル☆人気投票やってます><
web拍手からでも大ジョブです!


そんなこんなで!
どろん。

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2009-01-29 [Thu]
そんなわけで番外編です。

いや、いただいているイラストババーンってすればいいんですが、なんだか過去2週とも1週間にイラスト3枚、SS1作、のペースできているので、もうそれでいいんじゃない? みたいな感じです。
せっかくのイラストなんだし、じっくり見てもらいたいわ>< ということもあり。
HPに移すときに、3枚ずつ増えるとすっきりしてていい、という話もあるとかないとか……(変なところでA型。

えっと、例によって別会話文でHPに移ってますので、よろしければご堪能アレー! あるみさまの衝撃のスクープは、文と一緒にいただいたということで、そのままになってます><

シャル祭りのページ、PCはコチラ
急遽作ってみた、ケータイページはコチラ……だけど、どうでしょう、私のケータイからは見れたのですが、機種によっては見れないのかも。見れなかったー、とかもしあったら教えてください……しかし教えてもらっても直せるのかどうか(汗

ついでに、HP関連で。
ケータイ版のHPをちょこっと整備しました。ケータイの方、よろしければ覗いてみてください。コチラです><



では!!
題名の通り、 『どうなる人気投票』 !!

票の入っている方々から、ヒトコトずついただこうと思います。
アンケートの結果欄から結果はわかっちゃうのですが、今回はこっそりweb拍手からも票をいただいているので、どんでん返しがあるかも、ないかも。

さらに、麻葉さまから投票イラストまでいただいています! クリック拡大!(ケータイで見れるかな;) どどんっっ!!




ninki.jpg

















どうです、この偉そうな感じ!! いかにもシャル!!
それにしてもシャル、かっこいいよ……>< こんなにかっこよければ多少頭が弱くても……!!(やっぱりヤダ。


現時点で、投票は20票! みなさま、本当にありがとうございます><


さてさて、えーと、とある探偵さん、現在1位ですが、心境はいかがですか。

「はっはっは、心境も何も、私が1位じゃなかったら、誰が1位になるというのかね。君、この物語の題名をご存じかな?」

はあ、一応。

「私が1位ではないということは、題名も変わるということだろう。そんなことにはなり得ない。なあに、安心したまえ、私が1位であることは確定さ」

すごい自信ですね。

「ところで、何の1位かな?」

…………うわー。
助手さんの気持ちがわかりました。貴重な体験をありがとうございます。

えーと、では、現在2位のとあるゴージャスなお嬢さん、どんな心境ですか?

「2位? そうなの? あたし、諦めてたのよ。だって、あたしってあの中じゃすごくふつうでしょ。素直に嬉しいわ、みなさん、ありがとう」

おお、控えめですね。

「あのアレな探偵よりも下っていうのはちょっとアレだけど、まあ、贅沢はいわないわ」

ところで、実は、ピ────と同率2位なんですが。

「…………!? ………………え…………!?」

ですよねー、ショックですよねー。
では、ピ────さん、ただいまの心境をヒトコト、お願いします。

「…………」

あ、いや、わかってますよ。でもほら、特別に、心の声でどうにか……え? せめて焼いて欲しい?? いやいや、それがあなたの魅力ですよ。もっと自信を持って!!


──以上、できるだけネタバレにならないよう、上位3位の中間報告でした!! いやー、誰なんでしょうねー、気になりますねー。

一応、お祭り終了までやるつもりです。
投票は、シャル☆人気投票のページから。web拍手から複数orナイショの投票も大歓迎!!



そんでもって、シャルじゃないけどいただきイラストババンッ!!
前回に続き、青蛙さまから、エラン『私の世界』のイラストをいただきましたーー!!

やっぱりクリックで拡大です。どかーん!!




watasinosekai.jpg




















この完成度!!
かっこいいです……! みんないるよ!><
読んでいただけた後に見ると、なおおいしい感じのイラストです。もし、これから読んでやるか~という方がいらっしゃいましたら、ぜひまたこの美麗イラストを堪能しにカムバックしてくださいっ!!
近々、HPにもUPしちゃいます><


それではこれにて!
ドロンッ!!

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