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今日も今日とて光太朗
自作小説についてなどを、つれづれに。
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2008-01-31 [Thu]
エランシリーズについて語ります!

思い入れはとってもあるのに、うちの子たちのなかでは極端にアクセス数が少ない(他のが多いってわけじゃなくて、相対的にね)シリーズです。
なぜでしょうね。独りよがりだから?(核心

シリーズっていってますが、具体的には

『大好きな妹へ』(1997)
『幸せのありか』(1998)
『とてもとても長い夢』(1998)
『加害』(2003)
『恋人』(2005)
『【ERRANT】(忘れられた魔女)』(2006)

という六編です。上五つは短編、最後の一つはもう最後のつもりで書いた長編。
基本的にはどこから読んでも問題ナシにはなってますが、上三つは『彷徨うもの、導くもの。』という題名で短編集として出しました。
外伝的なもので
『始まりの物語』(2000?)
っていう、主要キャラ出会いのエピソードがあるんですが、フロッピーにもデータ残ってないし紙ベースでも行方不明。完全に幻となりました。書いたってのが夢だったらどうしよう。

そもそも、人の死をベースにして描こうと思ったのが始まりです。
というか当時書いてた短編なんかで、大抵誰か死ぬなーと思ってたので、だったらそういうシリーズを作っちゃおう、と。
主要キャラは、設定段階では四人→悠良、莉啓、怜、翠華。
悠良以外はみんな男という逆ハーレム状態。
同時期に設定した「Lost Children」も男ばっかりなので、当時はそんな気分だったみたいです。

ただ、基本的にはゲストキャラにスポットを当てて、主要キャラたちはあくまで脇役的な位置づけで動く、という話なので、主要が四人もいたらやってられず、翠華さんは長編エランまで日の目を見ませんでした。というか、翠華を出すために長編を書いたといってもイイ。


コンセプトは、「そうだったのか!」(どんなんだ;
ちょっとでも期待を裏切る展開を、と思いながらストーリーを考えてた気がします。
私の中では、前期三部作、後期三部作となっていて、ズルズルと続けてきたシリーズなんですが、正直いって長編は失敗でした。ゲストにスポットを当てる、という軸がずれて、行間で語るってことが難しくなってしまったのです。こりゃ短編でやるもんでした。

第一話の「大好きな妹へ」、実はこれの漫画が手元にあります。
ある日突然届いたのです。小説を読んでくれていた友人が、こっそり描いてくれていたとのこと。
これがもうクソウマイ……!! 家宝ですよ。お見せできないのが残念。
「なろう」仲間の方がイラストをくださったりして、アクセス数低いわりにはそういうとこで恵まれてる作品です。これも家宝です。啓ちゃんへの愛がバリバリの美麗イラストが私のパソの腕の中に。ありがたいなあ。

そして! 今回、リンクしていただいた、拓平さまの
■□蒼天□■-soten-(拓平様)
にてキリ番を二度も踏んづけさせていただいたことにより、
怜と、フリフリエプロンの莉啓を描いていただけるという幸せなことに……!!
もう、絵柄ががっつり好みなんです。かわいいんです。ファンです。

なんつっても思い入れがあるので、いつか突然またシリーズ再開するかもです。

そしてそして、上記サイトさまで素敵なバトンをいただいてきました。
せっかくなので怜と莉啓にやらせます。 

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2008-01-07 [Mon]

『現実サーガ』について語…………
……ろうと思ったんですがその前に

どうしても語らなくてはならないことが


あります。
どうもこんにちは光太朗です。

前回『かみさまロード』のときはうっかりしていましたが、
『現実サーガ』というのは、

吉川美琴、中学三年生。登校時の彼女の持ち物は、鞄と携帯電話と家の鍵と──ダガーとタリスマンとアミュレット。彼女は、ある日突然、ゲームと融合した世界の勇者になってしまったのだ!
果たして、勇者美琴は、魔王を倒すことができるのか!?
現実主義でやる気ナシの勇者と、それを導くホスト、金髪金持ちゲーマー、喧嘩無敵のヤンキーが織りなすリアルなサーガ。

という長編現代ファンタジーです(あらすじまんまコピペ。

そもそもこれを書いたのは、
「なにか私の得意分野で小説を書こう」
と思い立ったのが始まりです。
この場合の得意分野というのは、知識面での得意、ということですが。
そうやって考えてみると、私が知識として多少なりともあるなと思えるのは、

・小、中学生の勉強、受験など(塾講師だったので
・日本語(日本語を専門に勉強していたので
・菓子(菓子大好きっこだったので
・おたく業界(おたくだったので
・ゲーム(ゲーマーだったので

とかそんな感じでして(情けなッ

とりあえず、ゲームにスポットライトがあてられました。
ゲームというか、あれです、RPGです。
TRPGってご存じでしょうか?
私はあれが大好きでした。某サイト様に私の書いたリプレイが載っかってるほど心酔してました。
でも周りにやってくれる人があまりおらず、実際にはほとんどできなかったんですが…。知識だけは、当時たくさん仕入れました。
同年代の方なら分かっていただけると思うのですが、当時、ファンタジーブームというのがありまして、TRPGもその時はやったんです、多少。
いまではライトノベルと呼ばれているものでいうと、フォーチュンクエストとかスレイヤーズとか、ロードス島戦記とかはやったころです。あのころ、小説むちゃむちゃ読んでたなあ…。

もちろん、デジタルなゲームもやりまくってました。それこそファミリーコンピューターの時代から。
当時の不親切RPGで、友人が攻略につまったりすると電話で呼び出し。菓子と引き替えに攻略とかしてました。懐かしいなあ……。

そんなこんなで、どっぷりはまっていた私は、当時からファンタジーな武器、職業、魔法の名前なんかつらつらいえるお子様だったのです。
中学時代には自作小説の魔法に使おうと、お小遣いを貯めてフランス語辞典を購入。そんなやつでした。

なんとかそれをいかそうと、書くに至った「サーガもの」。
当初の案では「その後のサーガ」、次の案では「隣のサーガ」、
最終的に「ウェルカムサーガ」、これが改名して「現実サーガ」となりました。

続きはまた後日で。

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2007-12-29 [Sat]

『かみさまロード』について語ります。

拙作の中では、ありがたくも一番アクセス数の多い『かみさまロード』。
なので、初回はこれで。

『かみさまロード』はあれです、とにかく大変だった。
諸事情で、ほとんど右手一本で書きました。
左にそれなりに重いものを抱えた状態で、カタカタカタカタ……
あれはもう修行でした。
ぜひ一度やってみていただきたい。

投稿用に書いたんですが、いわゆる「フレーズ小説」というやつで、

「だからこそ、やらなくちゃ」

というフレーズを作中に入れる、というのが投稿条件でした。
ええ全力で思いましたとも。

なんだその条件は。

でもまあ、それなりに楽しく書きました。
もともと、異世界ファンタジー、暗め、三人称、で書いてきたので、
「現代もの」「暗くないコメディ」「一人称」
と、ほぼ初めてづくし。思えば全体的に修行だった…。

主人公の晃平は、友人に「聡明なバカ」と称され、それがとても気に入っています。その矛盾感がたまらない。確かにな。聡明だけどバカ。
佑衣奈については、「相変わらずクロいねー」とか言われましたが、
そうか!? 黒いか!?? 
ともの申す(ここで申しても。
白い方だと信じてる。服は黒いけど。

ボツ案で、佑衣奈は悪魔、晃平が悪魔を目指してガンバル版とか、ほぼ同じ設定で異世界版とか、なんかいろいろありました。どれもこれもけっこう書いたんですが、ボツなので日の目を見ることはないでしょう。憐れ。

長編を一ヶ月程度で書き上げるという悪いクセで、後半の盛り上がりに欠けるのが難点。
他にも難点は山とありますが、そんなことここで書いてもむなしいので書かない。
──ガンバロウ。


以下、おまけ。
『かみさま~』のキャラがしゃべくってます。興味のある方だけどうぞ。

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