怜 「ゼリーが食べたい」
悠良 「そう」
莉啓 「うるさい」
怜 「フレッシュなゼリーが食べたい」
悠良 「食べたら?」
莉啓 「勝手にな」
怜 「と、いう内容のお手紙が悠良ママから届いております」
莉啓 「──! どうしてそれを先にいわない! 手紙か、貸せ………………うむむ」
悠良 「どうせお母様のいつもの気まぐれでしょ。何?」
『かわいいかわいい悠良ちゃんへ。ママは悠良ちゃんに会えなくて毎日とっても寂しいです。寂しさのあまり食事も喉を通らず、なんだか痩せてしまいました。これ以上綺麗になったらどうしよう、なあんて☆ そんなわけで、ゼリーが食べたいです。フレッシュなゼリー。お役立ち蛙を同封するので、頑張ってね☆』
蛙 「ぷは! あ、どーもー」
悠良 「────!」
怜 「わっと、びっくりした! なんだこれ、しゃべる蛙?」
莉啓 「封筒に入っていたのか……怜、貴様、気づかなかったのか?」
怜 「あれー、さっきもいたかなあ」
蛙 「さっきまでペッタンコになってたので。ほら、ど根性で」
莉啓 「ど根性……?」
悠良 「……かわいい」
怜 「え」
蛙 「え?」
悠良 「かわいいわ。人語を解するのね。こんにちは、蛙さん」
怜 「悠良ちゃんの口から『かわいい』とかって初めて聞いたかも……!!」
莉啓 「そうだな、悠良。大変かわいい蛙だ」
怜 「おまえのはこのタイミングだと嘘くせーなー」
蛙 「ところでみなさん、蛙はですね、弥良さまにフレッシュなゼリーをお渡しするお手伝いを、ということで派遣されたのですが……」
悠良 「わかったわ。お母様はいいだしたら聞かない人だから」
莉啓 「俺も手伝おう」
怜 「じゃ、おれ試食係ー!」
数十分経過──
完成☆
蛙 「あれ……?」
というわけで、夜天さまからいただいたイラストに遊び心な会話文でございました。
青蛙さま、まるで夜天さまとタッグ組んでいじり倒したみたいになってごめんなさい(´ー`ゞ
夜天さま、せっかくの美麗イラをオチに使うみたいな会話文でごめんなさい(´ー`ゞ
さ、逃げよう(笑
・・・見た目は抜群(笑)なんだけどあんまりだぁ・・・。
で、でも莉啓においしく食べてもらえるんなら本望です。
「食べちゃいたいくらい、可愛い」を地でいく展開に蛙は昇天です!(笑
蛙さまのエラン祭、えらい事になってますよね。掛け合いが。
フレッシュゼリー、夜天さま宅でも拝見しましたけど、これ、悠良ちゃんどうするんだろう。食べる?
莉啓の変わり身の早さも相変わらずのご様子で。
エラン祭、まだまだ続くんですよね。楽しみっすね!