「ねえ、要クン」
ミズキさんの声が耳元まで迫ってきていたが、オレは必死で平静を保っていた。
ああ、つっこみたい。
死ぬほどつっこみたい。
だが、こんなところで突っ込んだら、オレの社会的地位がそーとーやばいことになる。それは阻止すべきだ。
「ねーえ、要クンったら」
赤い顔、熱い吐息。ただようかおりは、酒臭いのひとことに尽きる。
やめるべきだったのだ。
オレは、もう、酒を卒業すべきだった。
だが、昨夜──なんというかまあ、いろいろあったんで、秘蔵のVSOPを引っ張り出して、思わずヒトリ酒パーティをしてしまった。
ミズキさんのことなど、忘れていたのだ。
いや、正確には、酒のにおいだけで酔ってしまうミズキさんのやっかいさを、忘れていた。
「返事してくれなきゃ、私泣いちゃう、泣いちゃうわよ。女の子泣かしていいと思ってるの?」
「女の子ってトシかよ」
思わずつっこんだ。
周囲の目線が集中する。ここは、待ち合わせの代名詞、ヤヤちゃん人形前だ。大勢の人間が、手持ち無沙汰に突っ立っている。
何も知らない人間から見れば、オレは独り言を自在に操るアブナイ男だ。
咳払いをして、携帯電話を取りだした。
ボタンは押さず、通話中のポーズをする。
「ミズキさんさ、あんたいつまで酔っ払ってるつもりだよ。そのへんうろついて、酔いをさましてこいよ。もーじゃまだから。イロイロめんどくさい」
「えー、なになに、血液型? ふふ、何型でしょうっ」
「聞いてねーし」
「せいかいは、ガタガター!」
何がおかしいのか、ミズキさんはけたけたと笑っている。
つまるところ、それは親父ギャグなわけだが、彼女にとっては青春の風を感じるやり取りなのだろーか。まあどうでもいいんだが。
だが、少し興味がわいた。
オレは、ついでに質問した。
「ミズキさんって、何座?」
「星座? 星座はね、フリーザー! きゃー!」
──なるほど。
いっそすがすがしいジェネレーションギャップだ。
「なーんちゃって、ほんとはね、シューマイなの。じゃなくて、あれあれ、ほいこーろ? じゃないなー、ほら、肉まんみたいな……しょーろんぽ! あ、これもちがった」
「…………ギョーザ?」
「すごい! さすがは要クン! ガタガタでフリーザとみせかけてギョーザのミズキです、今後ともどうぞよろしくぅ!」
オレは、携帯電話を閉じた。
無言でポケットにつっこむ。
だめだ、これ以上付き合っていたらだめだ。
待ち人が現れるまで、オレは明鏡止水の精神で呼吸に専念することにした。
オチもないけど、なんかいつまでも続きそうなので、
強制終了で。
愛田美月さまから、「よろしく守護霊」のイラストをいただきました><
愛田さまの小説もすごいんですが、イラストもすごいんですよ。愛田さま宅にて、美しいイラストの数々に出会えますので、要チェック! 要々チェック!!!
『よろしく守護霊』は、針井さま主催のシャッフル企画で、針井さまのキャラクターを使わせていただいて執筆した短編小説です。
やー、楽しかった。ほんっと楽しかった。
またシャッフル企画の募集があったら、もうゼッタイ参加します。ゼッタイです。
というか、シャッフル企画のキャラの再シャッフルとかも面白そうですよね。同キャラでいろんな小説が出来そうで。
……いや、現実的にはだいぶ難しそうですが;
つーことで、これだぁ!!!
イェアっ>< どうです、この技術!!!
主人公要くん、こんなにかっこよかったなんて>< なんてさわやか美形さんなんでしょうか。ミズキさんのピースがまた、彼女ならではのオチャメさと時代(笑)を表していて、ステキすぎます。
おわかりでしょうか、ミズキさん、微妙に透けてるんですよ! すげえ!!!
足が妙になまめかしいんです。いいな、スーツの色気。
なぜ透けてるかっつったら、そりゃもちろん守護○だから(って伏せる意味ないなコレ。
ちなみに、要くんのTシャツのロゴの意味は、極上の苦労人です(ウソです。
もう一枚、なんとキャラ紹介バージョン!
これも、なんというか、『シャッフル企画』ならではという感じで、とっても嬉しいのです><
針井さまのサイトから、シャッフル企画の各作品に飛べますので、よろしければのぞいてみてください。本当に楽しい企画でした。シャッフル万歳!!
愛田さま、私の親ばか精神と萌え精神を見事に突いた素敵イラスト、本当にありがとうございました><
最近、家宝がどんどこどんどこ増えていって、本当に幸せでございます!!!
鼻ぽんの準備はよろしいでしょうか。
じゃじゃーーーーーーーーん!!!!
愛する黒雛さまにいただきました、『かみさまロード』の佑衣奈でございます!
更にアップ!!
ああ、もう……、
なんだろうこのかわいさ。
彼女は、
★ 元悪魔の天使見習い
★ ゴスロリ衣装
★ 常に傘を持っている
★ 底なしの胃袋
★ 天然キャラを装った性悪
★ 一夜で地元のヤンキーを従えた(らしい
★ ヤンキーから「姐さん」と呼ばれている
とかまあ、書き出すと大体そんなキャラなんですが、
そういうのを丸っと表した素敵イラストに大感動です……!
背中にちょこんとくっついた二種類の羽がたまらない!! たまらないよ!!!
黒雛さま、すごすぎます。
メロメロです。
このちょっと上目遣いとか狙ってやってるとしか思えない。というか狙ってるはず。ああもう、見れば見るほど佑衣奈だ><
コーヘーも思わず甘くなりそうなかわゆい佑衣奈を、ありがとうございました!!!!
以前は私の小説の性悪少女率はものすごい高かったんですが、最近落ち着いていることにふと気づく。
性格の悪い女の子って大好きです。
ある意味ツンデレ。
いかがですか!
いかがですか!!!
いかがですか!!!!!
三回言っちゃうぐらい大興奮です!
素晴らしいです、素晴らしすぎです。nicoさまに作っていただきました、
ヴァストークの歌姫の表紙でございます!!
モロイメージずぎゃーんです。作者冥利に尽きるってこういうことです。
イメージは、『殻』『孵化』とのこと。なんでこんなの作れちゃうんでしょうか。なんでですか?(聞いても。
読んでいただいた方、わかっていただけると思うのですが、作中のテーマっちゅーかなんちゅーかがこれでもかと表現されています。すごいなぁ……。
他にももっと大きいのとか、ヴァージョン違い(完成前ということですが、これもまたイイ)もあるのです。
nicoさまのブログ:http://blog.goo.ne.jp/nico-w4702c
で、要チェック!!
というわけで、以下、『ヴァストークの歌姫』について語ります。
派手なネタバレはないと思いますが、既読の方でないとわけわかんないと思います。
長いので区切ル。
よーするに小説書きました。
『生贄の女』
http://ncode.syosetu.com/n3368e/novel.html
です。
読了時間五分です。
ほんとはブログ用に、と思ってたんですが、これで読了時間何分になるのかなーとか思って「なろう」に投稿してみました。五分でした。
恐ろしくくだらないですが、よろしければ見てやってくださいませませ><
ストレスの要因は、作中から察してください。