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今日も今日とて光太朗
自作小説についてなどを、つれづれに。
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2011-10-03 [Mon]
まだこの手の中にぬくもりが残っているうちに(なんのぬくもりだ。

語っておこうと思います、ネストキィレター。
ええっと……あらすじ? というか。
どんなお話かというと、



文字は

神の加護であり
人の禁忌である




というお話です(えええっ
あらすじを書くとなんかよくわからないことになりそうなので、こんな感じで。

【URL】
光太朗小説処版
http://kakikukekotaro.dokkoisho.com/nest/index_nest.html
小説家になろう版
http://ncode.syosetu.com/n1304x/


例によってそれほどネタバレになるようなことは書かないと思いますが、念のためワンクッション。
というかこのブログ、広告表示が特大になって、しかも「続きを読む」より上にあるってどうなのかしら。どうなのかしら!?

だからここでリンクしてやるのだ!

続きを読む!(というかこの記事を見る!)

拍手[4回]



んええと。
地味系地味系、と宣伝してきましたが(果たしてそれは宣伝になるのかッ)、良くも悪くも地味な、というか派手ではないファンタジーを書きたいな、というのがそもそもでした。
なんというか、キャッチャーではない、ドカーンバキューンとしていない、という。

あと、前々からちょっと思っていたことなのですが、異世界ものを書いているとどうしても利便性を優先して、どこにいってもしゃべってる言葉が同じだったり使っている文字が同じだったりする場合が多いというのが……なんかこう、なんだかなあ、と。高校の時に書いてたものもそのへんちょっとこだわって、違う言葉を使ってる設定だったりしてたんですが、「でもそのへんのことは深く考えないよね、ふつう」みたいにいわれたことがあり、ああやっぱりそういうもんなんだなあ、とぼんやり思っていたのですが。

今回はちょっと、そこにスポットライトをあてたいな、と思いました(地味ッ!
読んでもあまり伝わらない、というかそのへんは物語の構成部分で重要なことであって、伝わらなくても良いとは思っているのですが、最初に文字や言語に関する書籍を複数読んで勉強して、あれこれノートに書き出して……みたいな過程があります(それも地味ッ!

でもそのへん、あんまり詳しく描写していくとくどい。そういう意味ではいまでも充分くどいと思っているのですがあれがギリギリラインという感じで……むーにゃー。
とにかく、そういう世界設定をきちんとしておきたい、というのが大前提にありました。


それと、前回の長編FT(クレアトゥールの子どもたち)のときには、主人公の視点から一切移動しないというこだわりがあったのですが、今回はそのへんさくっとスルーで、以前からの私の書き方、その世界に住まういろんな人の目線を絡ませていく、という描写になっています。
これは、どっちがいいのかは、わからないですが……個人的に書きやすいのは、やっぱり複数視点です。みんなそれぞれにこだわりや理由、意義がある、というところはやっぱり丁寧に書いていきたい。

んー、あとはー。あとはなんだろうー。
あっ、メインの女の子が、「~~だわ」とかいうしゃべり方をするのは実はエラン以来です。
あまりリアルで「~~だわ」しゃべりをする女性はいないと思うのですが、どうですか! 少なくとも私はしない! なので、小説内でもメインどころはしゃべってなかったのです、「~~だわ」しゃべり。
今回は、エスメリアはその口調がいちばんらしいような気がしたので、採用です。

スノウの役どころ自体はずっと決まっていましたが、一途は一途でもどういうふうに一途か、というのは紆余曲折、最初の案では女装した美女状態でくっついてきていました。結局、小動物に落ち着きましたが。
そのときの書き出し数ページがパソに残っていて戦慄しました。なんと恐ろしい……。
こういう残念な感じのキャラクターは意外といなかったなあと思います。名探偵も残念ですがベクトルが違う(いやある意味似ているかもしれない……。

ジキリは……ジキリは最初からジキリで、作中での役割以上でも以下でもなかったのですが、ちょっと出番多すぎることになってしまったなあと……。思わないでもない……。
スノウが血の涙を流しながら助けを求める、のは絶対に書きたかったシーン。
スノウが来なければそもそも物語に参加もしなかったジキリでした(そういう意味でそれ以上でも以下でも。

ルーガルドの位置づけは、ブレることなくルーガルドです。彼が一番役割をまっとうしてくれたかもしれません。姉も。

あとは語り口、シリアスになりすぎないよう、肩の力を抜いて書いていこう、というのが最初から最後まであったりします。シリアス(ダーク?)とコミカルと、どっちの作風が私らしいのかといわれれば私本人でも真剣に迷うところですし!(別に威張れない。
なので、そのどちらをもふんだんに、書きたいように、ただしバランスは大切に……私らしく、という感じで書きました。成功してるのかなあ。バランスがおかしいと急に現実に引き戻されちゃうような感じがしちゃうと思うので……うむむ(とかいってるけど意識して書いているわけでもない。


このお話は、広い広い世界があって、たくさんの国や言語、民族があって、そのなかの一つの国でのできごと。
広い視野で見れば、もっと思惑とか問題とか色々あるのですが、そこまでは語られることなく……本当は語りたいよ! というぐらい色々あったのですが(くどいな!)、そこはぐっと我慢。
そういう意味でも、地味な、世界の命運とか特に関わってこないお話でした。

む、む、む。
せっかくの機会だから色々語りたいぞ。でもこれぐらいかな。思いつかないや。

完結から約一週間、ふわふわした気持ちとはそろそろ手を振って、いまは次何を書こうかなとわくわくしています。
やっぱりファンタジーかな!
久しぶりに現代ファンタジーもいいかもしれない><
たぶん長編になると思います。






なろうのアクセス解析とか見てると、最後まで読んでくださっている方もいるような……たぶん! ありがたいです><
もちろん反応が欲しいので、後書きに「よかったら感想を……」とか書き加えてみたり、拍手設置してみたりと、やることが色々せこいです(笑 い、いや、だって感想は欲しいよね! みんなそうだよね!!?
拍手設置してみたら、押してくださる方がいて、じ~~んと響いています。

感想は……きっと良いものを書けばもらえすはずだ! と信じて、これからも精進していきます。
いつかきっと、たくさんの人に「おもしろかった!」といってもらえるよう小説を……!

という「俺いつかビッグになってやるぜ」的な決意を人に話したら、「感想は話によって書きやすい書きにくいってのがあるんじゃないの。おもしろいおもしろくない以前に」とクールにいわれました。
なるほどそうかも、と思っておくことにする! それでいこう!

そんなわけで、勝手に落ち込んだり浮上したりと、書き上げた後というのは例によって気持ちが忙しいです。まったくもういくつになっても! もうちょっと落ち着いたらどうなのかしらね! ぷんすか!(迷走。

でももう、落ち着いています。
次に向けて、たくさん本を読んでいこうと思います。


途中から話が逸れましたが、小説語りでした!
どーろろんっ!!








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